会計士と税理士 どっちが難しい?資格試験にフォーカスして比較してみました!

こんにちは、現役会計士のとっちゃんです!

私は4回連続不合格の後、5回目のチャレンジで合格を果たした元ベテラン受験生です。
どん底から学んだ経験、気付きを余すところなくお伝えしていこうと思います。

この業界にいるとよく聞かれる質問があります。
「会計士と税理士の違いって何ですか?」
「会計士と税理士ってどっちが難しい?」

特に答えづらいのが後者です。試験制度があまりにも違いすぎて、単純比較が難しいから。
でも、今回はあえてこの難問に切り込んでみようと思います!

1.受験資格

会計士試験は2006年に受験資格が撤廃されてから、誰でも受験できる試験になりました。
中学生でも高校生でも受験できるため、受験のハードルは非常に低いです(もちろん難易度は別です)。

逆に、税理士試験には受験資格が存在します。大きく分けて4つ〈学識、資格、職歴、認定〉に分類されます。
「よし!受験しよう!」と思い立ったときのハードルを比べると、税理士の方が難しいということになります。

〈学識条件〉
①大学、短大、高等専門学校を卒業(※法律学または経済学に属する科目を1科目以上履修)
②大学3年次以上の学生(※法律学または経済学に属する科目を含む62単位以上を取得)
③専門学校を修了(※法律学または経済学に属する科目を1科目以上履修)
④司法試験に合格
⑤旧司法試験二次試験に合格
⑥会計士試験短答式試験に合格
⑦会計士試験短答式試験の全科目免除

〈資格条件〉
①日商簿記1級に合格
②全経簿記上級に合格
③会計士補(=旧会計士試験の合格者で”会計士”未登録)
④会計士補となる資格を有する者(=旧会計士試験の合格者で”士補”未登録)

〈職歴条件〉
①弁理士・司法書士・行政書士・社労士・不動産鑑定士としての業務に2年以上従事
②法人・個人の会計に関連する事務に2年以上従事
③税理士・弁護士・会計士などの業務を補助する事務に2年以上従事
④税務官公署での事務に2年以上従事
⑤会計検査に関連する事務に2年以上従事
⑥金融機関での貸付などに関連する事務に2年以上従事

〈認定条件〉
国税審議会が個別に受験資格ありと認定


2.科目数

会計士試験は6科目〈財務会計論、管理会計論、監査論、企業法、租税法、選択科目(経営学、経済学、民法、統計学から1科目)〉から構成されてます。

税理士試験は5科目〈必須科目(簿記論、財務諸表論)、選択必須科目〈所得税法、法人税法〉、選択科目(相続税法、消費税法、事業税、国税徴収法、酒税法、住民税、固定資産税)〉から構成されてます。

科目で重複してるのは一部分だけなので一概に比較はできないですが、勉強する科目数は会計士試験の方が1科目多いということが分かります。

3.合格率

会計士試験の合格率は2006年~08年にかけて20%近くまで上昇していましたが、ここ数年は10~11%前後で推移しています。
税理士試験は12~17%で推移するなど幅が広いため、合格率だけで単純に比較することは難しいです。
しかも、会計士試験は全科目トータルで合否が決まるのに対して、税理士試験は各科目で合否が判定されるため、厳密に言うと税理士試験の方が厳しいことは確かです。

色んな角度から分析することはできますが、やはりあまりにも違い過ぎるので比較は難しいですね。

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