関西電力の金品受取問題!監査法人の責任は?

こんにちは、現役会計士のとっちゃんです!

私は4回連続不合格の後、5回目のチャレンジで合格を果たした元ベテラン受験生です。
どん底から学んだ経験、気付きを余すところなくお伝えしていこうと思います。


関西電力の金品受取問題は、かなり闇が深いですよね。
高浜町の元助役から無理強いされたって言い訳してましたが、工事業者からも直接受け取ってたことが判明しました。
国会議員への献金も発覚して、これからどうなるか心配になってきました。

特に、会計士目線だと気になってるのが、監査法人への責任問題です。
こういう大きな不祥事のときは、必ずと言っていいほど「監査法人は何で見抜けなかったんだ」「監査法人は何やってたんだ」っていう議論になりますから。

でも、この問題はどんな会計士が担当しても見抜くのは、ほぼ100%不可能だと言い切れます。理由は2つあります!

1.会計監査はクルマの車検と一緒

世間一般からは税務調査のように、怪しいと思ったらどこまでも深堀していくと思われがちです。でも、実態は全く異なります。
何が何でも不正を暴くなんてことはなく、決められた作業を淡々とこなす「クルマの車検」に近いものを感じます。

チェックリスト通りに点検して、大きな整備不良がないかを確認してますよね?
全部分解したり、部品を1個1個点検したりなんてしてないですよね?

実は会計監査も一緒なんです。チェックリストや作業指示書みたいな書類を上から順番に見ていくだけ。
しかも、時間も非常にタイトなので立ち止まって考えたり、振り返る時間なんてありません。

昔、先輩からは「繁忙期は全力で100mダッシュをやるようなもの」と教えてもらいましたが、ほんとにその通りだと感じます。
形式的なチェックしかしないのに、全然時間ももえない、これでは無理だと思います!

2.経営者と接する時間はほとんどない

毎年、経営者と議論をする取り決めになってますので、かたちの上では必ずヒアリングしてます。
しかし、これも非常に形式的で事前にカンペまで作り込むほど。

日程を調整したら、事前に議題一覧を提出します。
経理部の担当者と「どんな質問をするか?」を打ち合わせします。
その後、担当者は回答内容を作って、社長に渡してその通りに答えていくだけ。

もちろん回答を作るためだけに資料から数字を集計したり、関連部署から情報を収集しないといけないため、相当な負担になってるとか。
「こんな形式的なやりとり意味ないから、もうやめません?」って半分冗談で、半分本気で言われることもしばしば。
そのたびに「必ずやらないといけないんです!すみません!」とどうにかお願いして続けてる感じですね。

こんなやりとりで、不正を暴くなんて到底不可能だと思います。

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