【会計士受験】会計士とクライアントはどんな関係なのか?

こんにちは、現役会計士のとっちゃんです!

私は4回連続不合格の後、5回目のチャレンジで合格を果たした元ベテラン受験生です。
どん底から学んだ経験、気付きを余すところなくお伝えしていこうと思います。

粉飾決算が取り上げられると、決まって出てくる論点があります。
「監査法人は何をやってたんだ」
「長年担当してると癒着が生まれて、監査が余くなるんじゃないか」

実務家としてはどれも耳が痛い話ですが、やはり世間一般の認識とはズレがあるように思います。
監査は「書類を全部ひっくり返してでも、不正を見つける」という仕事はしていません。
数字の裏付けを確認したり、数字の動きを分析して「合ってることを確かめる」という方がしっくりきます。

そうすると、「不正リスク対応基準っていう基準はどうなんだ」という意見も出そうですが、それはあくまでオプションみたいな位置付けです。
牛丼に生卵をトッピングするような感じで、時間が許す限り実施するオマケみたいなもの。
そういうと怒られそうですが、実態としてはそんなものなんです。

もし本気で「不正を見つけて来い」って言われたら、時間もお金もかかる上に会計士には手も足もでないと思います。
不正を見つけるプロではないので・・・。監査をする過程で見つかる不正なんて、よっぽどレベルが低いなんちゃって不正か?内部告発で監査チームに持ち込まれたか?のどちらかです。
独自に見つけるなら、公認不正検査士っていう別の専門家とタッグを組んで進めていくしかないと思います。

癒着の話もありますが、会計士とクライアントの関係は、夫婦関係に近いものがあります。
お互いに不満を持ちながらも、同じ気持ちを共有してプロジェクトを進めていく関係です。
お互いを尊重しながらも、長年の付き合いで信頼し合ってる関係を”癒着”と呼ぶのはちょっと違うかなーと思ったりします。
信頼関係がないと言いたいことも言えないですし、無理やり言ったとしても軋轢が生まれて仕事がしづらくなるだけです。

そもそも最近は、飲み会をするのはダメ、お歳暮やお中元を貰うのもダメ、ランチをごちそうになるのもダメ、と手足を縛られまくってるので、口利きをしたり、粉飾を見逃すといった”癒着”まで行き着く方が困難な環境だと感じてます。

そして、離婚する夫婦と同じで、関係が冷え切ってコミュニケーションが取れなくなると、「契約は今年いっぱいにさせていただくことにしました。」という通告が来ることになります。なんとなく関係が悪い状態が続いて、どうしようもなくなるとロストになるので、「やっぱりな」という気持ちになることもしばしば。

国税のように反面調査権もなく、簡単に契約を切られて、ふとしたタイミングで粉飾が表に出ればバッシングされまくる・・・。
会計士とはつくづく矛盾だらけな仕事だと思います。

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