準会員と会計士補って何が違うの?ー迷走する合格者の肩書ー

こんにちは、現役会計士のとっちゃんです!

私は4回連続不合格の後、5回目のチャレンジで合格を果たした元ベテラン受験生です。
どん底から学んだ経験、気付きを余すところなくお伝えしていこうと思います。

本日のテーマは準会員と会計士補の違いについてです!


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1.たくさんある肩書

会計士と名刺交換をすると、色んな肩書に出会って混乱される方もいます。
会計士業界に詳しくない方にとって、「何でこんなにたくさん肩書があるの?」って感じるんですね。

①公認会計士
②会計士補
③日本公認会計士協会準会員
④公認会計士試験合格者

①は言わずもがな、登録が完了している一人前の会計士です。
では、②と③と④って、何が違うの?ってなりますよね?

簡潔に言うと、全部同じなんです!
合格した時期、協会に登録してるかどうか?の違いに過ぎません。
まとめると以下のようになります、詳しくは後ほど解説します。

【まとめ】
肩書合格した時期
協会に登録してるか?
会計士補旧試験(2005年以前)の合格者-
日本公認会計士協会準会員新試験(2006年以降)の合格者
☆会計士協会で”準会員登録”を実施済み。
・監査法人に就職すれば、入会金・年会費を法人が払ってくれるため、登録する人が大半。
公認会計士試験合格者同上
☆会計士協会で”準会員登録”を未実施。
・一般事業会社に就職すると、入会金・年会費を自腹で払うことになるため、登録を回避する人が多い。

2.合格した時期

会計士試験は2006年から新試験制度がスタートしたため、2005年以前の旧試験制度とはガラッと変わりました。
中でも一番変わったのが、「会計士補」制度の廃止です(なぜ廃止したのかは謎です)。
2005年以前は合格すると「会計士補」を名乗ることが認められ、一般的に「シホ」とか「シホの先生」と呼ばれてました。
”2005年以前に合格したけど、まだ登録してない人”は、今も「会計士補」を名乗ってるということです。

せっかく合格したのに登録しないなんて・・・と思いますが、専門学校の講師(会計士補・未登録)に軽く聞いてみたところ、「試験には合格したかったけど、資格自体に興味ないから」という答えが返ってきました。変わり者もいるんですね(笑)
ちなみに、2019年5月末現在で会計士補の先生は、599人もいらっしゃいます!意外と多いですよね。

合格した時期制度上の肩書
2005年以前(旧試験)会計士補
2006年以降(新試験)無(※制度上はありません)

3.協会に登録してる?

2006年以降の新試験制度上は、合格者の肩書は存在しません。
え?って思われるかもしれないですが、実は2006年に「名刺の肩書どうすんの?」というちょっとした論争が業界で巻き起こりました。アホみたいな話ですが本当です(笑)

で、重鎮のお偉い方々が喧々諤々の議論を交わして出した答えは、以下の2つです。
・日本公認会計士協会準会員
・公認会計士試験合格者

勘の鋭い方はもうお気付きかもしれませんが、何で統一しなかったの?と思われるかもしれません。
実は準会員に登録するのは、無料ではないので登録しない人もいるってことです。

肩書違い備考
日本公認会計士協会準会員会計士協会で準会員登録の手続が完了している合格者監査法人に就職した合格者
公認会計士試験合格者会計士協会で準会員登録を実施していない合格者一般事業会社に就職した合格者

入会金は10,000円ですが、年会費は21,000~29,400円もかかります。
年会費の内訳は、本部会費15,000円、地域会費6,000~14,400円(住む場所によって変わります)です。
監査法人に所属する限り、全額監査法人が負担してくれますが、監査法人以外だと自腹になるので未登録を選択する人も多いです。
(実務補習所の入所費用も30万近くかかりますし、準会員登録くらい無料にしてくれないかな~って思いますね)

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