【会計士受験】会計大学院とは?

こんにちは、現役会計士のとっちゃんです!

私は4回連続不合格の後、5回目のチャレンジで合格を果たした元ベテラン受験生です。
どん底から学んだ経験、気付きを余すところなくお伝えしていこうと思います。


1.会計大学院の概要

法科大学院(ロースクール)やMBA(経営学修士)は有名ですので、ご存じの方も多いと思います。
その他にも公共政策大学院などたくさんありますが、実は全て「専門職大学院」に分類されます。

専門職大学院は2003年にスタートした制度で、”研究者”ではなく”高度専門職業人”を要請するための大学院です。
今回のテーマである会計大学院も同じ「専門職大学院」に位置付けられます。

修業年限は2年間で、卒業すると「会計修士(専門職)」の学位を取得できます。
会計士試験には受検資格はないため、法科大学院(ロースクール)のように卒業しないと受験資格が得られないという訳ではありません。そういう意味では中途半端な位置づけです。

2.進学すべき意外な理由

大学時代にお世話になった准教授が面白い話を教えてくれました。

「海外に目を向けると、日本の会計士は何て言われてるか知ってるか?『あいつらは専門学校卒だからな』ってバカにされてるんだよ。欧米だと大学院の修士課程まで行く人が多いけど、日本の場合は大学卒業後に専門学校で勉強を続けて受かっていく人が多いだろ?だから、海外の人たちからすると、専門学校が職業訓練校に見えてるから、そう感じるんだと思う」
「日本の会計士試験はアメリカと比べて合格率が低い難関試験だから偉いんだ、って思ってる人も多いけど、実態は違うぞ。もし会計士資格が世界全体で統一される時代が来たら、100%学歴がネックになるから、どこでもいいから修士くらいは出ておいた方がいいぞ」

そう遠くない将来、資格も統一される日が来る可能性があります。
もし本当にネックになるのであれば、卒業しておくのもアリなんじゃないかと思います。

3.進学するメリット

・新卒切符(院卒)が得られる。
・短答式試験の3科目免除(監査論、管理会計論、財務会計論)が得られる。
・短答免除を見越して論文対策に集中できる。
・実務補習の修了に必要な単位の減免(上限は30単位)を得られる。
・研究者への鞍替えを希望する場合、リサーチペーパー(=修士論文みたいなもの)を書けば博士後期課程に進学できる。
・受験仲間と密な関係を構築できるため、卒業後も大きなネットワークになる。
・実務家教員(独立会計士)と密な関係を構築できるため、卒業後もそのコネクションが使える。

4.進学するデメリット

・(大学院と専門学校の両方に通う必要があるため)学費が余計にかかる。
・授業の事前準備、レポート課題、考査などに時間が取られる。
・1年生の前後期ともに履修する授業数が多い。

5.設置している大学

国公立が3校、私立9校という構成です。

・北海道大学
・東北大学
・早稲田大学
・明治大学
・青山学院大学
・千葉商科大学
・大原大学院大学
・LEC東京リーガルマインド大学院大学
・兵庫県立大学
・関西大学
・関西学院大学
・熊本学園大学

この記事へのコメント

お問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせページにアクセスしていただき、ありがとうございます。
 
①受験勉強の悩み
②将来不安の悩み
③ご相談(勉強方法、モチベーションの保ち方など)
など何でも結構です。お気軽にお問い合わせください。